このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

雨の降る日はパンを焼く

 季節外れの長雨の最後は台風の上陸となりそうだ。予定していたテニスは、先週に続いて中止になってしまった。どうしよう。そうだ、パンを焼こう。ということで、土曜日は朝からベーグルを焼いた。なぜベーグルかと言うと、昼食に食べようと思ったからだ。ベーグルは、比較的短時間で作れるパンだ。2時間ぐらい。独特のもっちりとした食感は、発酵させた生地を茹でる工程から生まれてくる。他のパンよりひと手間多いが発酵の時間などが短いため、トータルでは早く出来上がる。

 生地をこね始めたところで、妻が外出先まで車で送って欲しいと言う。どうしよう。免許取り立ての娘に、車の運転とパンこねのどちらを代わってもらおうかと思案した結果、パンをこねてもらうことにした。雨の日の運転はまだ不安があるからだ。パンこねを任せるのもちょっと不安があったが、悪くてもパンが膨らまないだけだ。リスクは低い。

 幸い、パンはそこそこ膨らんだ。娘が頑張ってこねてくれたようだ。形が不揃いなのは私の整形がいい加減だからで、娘に否はない。

f:id:takekago:20171022224718j:plain

  予定通りランチでいただくことにしよう。せっかくだからサンドイッチを作ろう。BLTといきたいところだが、レタスもトマトも無い。ベーコンはあったのでフライパンで焼く。野菜はキュウリで、薄くスライス。目玉焼きとスライスチーズも乗せた。いつものように黄身を半熟にしたら、一口かじったところでボタボタとタレて大変なことになったけれど、美味かったから良しとしよう。もう一個のベーグルはブルーベリージャムでいただいた。これも美味かった。

f:id:takekago:20171022224738j:plain

  さて日曜日。また朝から雨で、台風の接近で強まるばかり。どうしよう。そうだ、パンを焼こう、ということで、今度は食パンにとりかかった。ベーグルに続いてライ麦粉の入ったパンにする。定期的にライ麦パンが食べたくなってライ麦粉を買ってしまうのだが、これがなかなか減らない。粉全体に対して、せいぜい10〜30%程度しか使わないので、500gの袋を消費するにはかなりの回数ライ麦パンを焼く必要がある。うかうかしていると消費期限が来てしまうので、ライ麦パンが続くことになる。

 一般にライ麦の入ったパンは、膨らみが小さく、ちょっと詰まった感じの固めのパンになる。食パンの場合はあまり入れ過ぎると残念な結果になる可能性大なので、10%に留めることにした。焼きあがってみると、以外と膨らんで大ぶりなパンになった。前回焼いた強力粉100%の食パンよりも、心なしか膨れているような気がする。コネか、発酵の温度か時間か、何が原因かは分からないことも多いけれど、出来栄えは毎回違っている。これだからパン作りは面白い。

 明日の朝は、トーストをゆっくり食べながら台風をやり過ごし、のんびり出勤することにしよう。

f:id:takekago:20171022224747j:plain

 

幸せ通り

 最寄り駅から職場まで、バスで10分の道のりは、歩くと25分ほどかかる。健康のためにも、天気が良ければ片道は歩くようにしている。バス通りは空気が悪いので避ける。開店前のショッピングセンターを抜け、団地を通り、住宅地の細い路地をテクテク歩く。

 駅から7,8分歩くと、「幸せ通り」に出る。200メートルほどの、センターラインのない細い道だ。朝は、通勤の人たちや通学の小中学生でそれなりに人通りがある。この道を通るときは、自分の幸せを何か見つけることにしている。「天気が良くて気持ちがいい」「昨日の夕飯は美味しかった」とか。何でもいいと思っている。何度も通っていると「息子が帰ってきて誕生日を祝った」「娘と話が弾んだ」とか、家族とのことが思い出されることが多い。あとは、「楽しくテニスがプレーできた」など、健康であることとか。「仕事がうまくいった」というようなことはあまり思い出されない。幸せのタネはもっぱら家庭にあるようだ。

 きっかけは、テレビのニュースか何かだった。ある企業では、朝礼で一人ずつ「嬉しかったこと」のようなお題で一言話をするのだそうだ。そのようなポジティブな話題で話すことで、前向きな気持ちでその日の仕事に取り組むことができる、というような内容だった。歩きながら、このニュースのことを考えていて、自分の幸せを毎朝一つ見つけてみるのはどうだろうと思いついた。朝礼のような機会があるわけではないので、今歩いているこの道を通るときの習慣にしようと思い立って、その道を「幸せ通り」と呼ぶことにした。

 夏場は歩くのがシンドイのでバスに乗ることが多かったが、涼しくなって歩くのを再開した。効果のほどは分からないけれど、大した努力が必要な訳でもないので、「幸せ通り」の習慣はなんとなく続いている。

ライバルはホームベーカリー

 パンを焼き始めたのは、かれこれ20年以上前のことです。子供のころから、母を手伝ってケーキやクッキーを焼いたりするのが好きでした。結婚して子供が生まれた後、小さいながらオーブンもあったので、パンの手作りをはじめました。食パンばかり作って、朝食で食べました。山形食パンのてっぺんが、オーブンの天井にくっついてしまったりして、売り物みたいとはいきませんでしたが、それでも美味しくいただいていました。

 何年かして、知人の家でホームベーカリーのパンをごちそうになりました。自動でこんなパンが焼けるなんてすごい。我が家でも購入しました。夜、寝る前に材料を投入しておけば、朝には焼きたてのパンが食べられます。ホームベーカリーのパンは、クラスト(いわゆるパンの耳)は硬くて厚いものの、クラム(中の白い部分)はふわふわで美味しいです。正直なところ、自分で手捏ねして焼いたパンよりも、あきらかに一回り大きく膨らんでいます。

 人がやっていたことを機械で自動化しようと思えば、人がやるプロセスを忠実に真似させようと思うのが普通です。でも、ホームベーカリーは違います。手捏ねなら、強力粉や水、砂糖、塩などと一緒にイーストも混ぜて捏ね始めるのですが、イーストは入れずに捏ね始め、さらにねかせてからイーストを入れてまた捏ねるという工程になっています。開発者は、かなり試行錯誤したのではないかと思います。タイマー予約で指定の時間に焼き上げること、捏ね・ガス抜き・整形などはパンケースの底の羽根だけでやること、発酵から焼成までの温度管理はすべて生地をパンケースに入れたまま行うことなど、強い制約の中で美味しいパンを焼き上げる機械を開発した技術者には頭が下がります。我が家で購入したのは当時のナショナル製で、今はパナソニック製の2台目を愛用しています。

 その後しばらく、パンの手作りはやらなくなりました。苦労して捏ねなくても焼きたてのパンが食べられるのですから。でも、さらに何年かたって、少しずつまた手捏ねのパンを作り始めました。パンを作るのは、食べたいからという理由だけではなく、作るのが楽しいからだ、ということを思い出しました。オーブンの中でグングン窯伸びするパンを想像しながら一生懸命捏ねる工程が楽しいのです。ホームベーカリーで作れるのは、基本的に食パンですので、それ以外の形のパンをもっぱら作るようになりました。

 昨日は、久しぶりに山型食パンを焼いてみました。いつもよりも入念に、30分ほど捏ねて焼いた食パンは、まあ悪くない出来栄えです。今朝の朝食で、ちょうど半分を家族でいただきました。ホームベーカリーのパンとはまた違った食感で、これはこれで美味しいです。伸び具合ではまだかないませんが。

f:id:takekago:20171008231258j:plain

 

テニスは生涯スポーツ

 今日は平日ながら仕事が休みで、午後3時からテニスの予定でした。あいにく天気は下り坂で、朝から雨雲レーダーとにらめっこをしていました。ちょうど3時ごろから雨が降り始める予報で、できるかできないか、できても30分ぐらいかと思いながら準備をして出かけました。ちょうどコートの駐車場についたころ、まばらながら大粒の雨が降り始めました。まわりのコートがキャンセルしている中で、せっかく集まったからやれるだけやってみようという話をしていると、年配の男性二人から一緒にやろうと声をかけられました。こちらが3人で、ダブルスには人数が足りなかったこともあり、そうすることにしました。

 ゲームを始めるとその二人は、やっぱりあまり走れはしないのですが、手の届くボールは匠に返球してきます。トコトコとネットに出ながらボレーで返してきます。私が打ったサーブを、ドロップショットのようにネット前に落としてリターンエースを取られる場面もありました。その後も何度もそのショットを繰り出していたので、どうやら得意技だったようです。結局、雨が降り続く中、5時までいっしょにプレーしました。

 こちらの若手メンバーを駅まで車で送る道すがら、「年をとってもあんな風にテニスができたらいいよね」と話すと、「ホントにそうですよね。僕感動しました。歳を聞いたんですけど80歳って言ってました。」とのこと。かなり高齢とは思っていましたが、80歳はすごい。テニスは生涯スポーツですね。私も体を壊さないように続けたいです。

酒税の根拠は何か

 居酒屋の飲み放題ではビールを飲むことにしています。「日本酒」はピンからキリまでありますから、怖くて頼めません。一方、日本のビールは良くも悪くも似たりよったりなので安心です。ところが、最近飲み会でビールが無い飲み放題メニューがあるのを知って驚きました。メニューにあるのは、いわゆる「第三のビール」で、ビールはありません。ワンランク値段の高い「プレミアム飲み放題」で、やっとビール(プレミアムビールでなく普通のビール)が注文できるというシステムでした。

 お酒(アルコール飲料)も、その他の多くの商品と同様に、品質と価格にバリエーションがあるのは当然です。例えば日本酒なら、米だけで作った純米酒と、醸造アルコールや糖類を添加した酒ではコストが違いますので売価に差が出るのもうなずけます。米の表面の多くを削り落とす吟醸大吟醸のお酒が高価になるのも当然です。一方、ビール・発泡酒第三のビールの価格の差は、原材料によるところもあるとは思いますが、主たる要因は税率です。市場原理に照らしてコストに見合った価格となっていれば、あの不味い第三のビールを飲む人はいないのではないでしょうか。

 酒税の税率の根拠は何でしょうか?たばこ税と同様に、お酒から税金を取ること自体は一定の合理性があると思います。健康上の理由から飲酒をある程度抑制することは必要だと思いますし、飲酒に起因する社会的なコスト(飲酒運転の取り締まりなど)もあるでしょう。でも、そうだとすると、酒税の税率の根拠は、「アルコール1mlあたり◯円」であるべきではないでしょうか。ビールの税率が高く、第三のビールが低い根拠が分かりません。このような恣意的な税率が、日本のビール文化を崩壊させているように思います。ことさらにビールの税率が高いのも異常です。

 かつての日本の大手メーカーのビールはすべてピルスナー系でかわりばえしませんでしたが、最近のクラフトビールブームもあって、中小メーカーに続いて大手もエール系のビールを商品化するようになりました。この機会に、すべてのお酒でアルコール量あたりの税率を統一して、「税金が安いから不味い酒を飲む」という不健康な状況を改善して欲しいと思うのですが。

外国で思ったことなど

 スウェーデンストックホルムに行った時に思ったことを前回書きました。それ以外に、スウェーデンだからということではないけれど、日本と外国の違いについて思ったことを書いてみます。

 帰国する日、チェックアウトタイムの正午にホテルを出ればフライトには十分間に合うので、博物館を見に行こうと思っていました。窓の外は、昨日までの晴天とは打って変わって雨模様の天気でした。ちょっと迷いましたが、せっかく傘も持ってきていることだし、思い切って出かけることにしました。博物館への行き方をフロントで尋ねると、路面電車の駅までしばらく歩くとのこと。回転ドアを出て傘をさし、駅の方向に歩き始めました。

 雨はしとしと降り続いていて止む気配はありません。でも、道行く人の半分ぐらいしか傘をさしていませんでした。日本なら、傘を持っていれば間違いなくみんなさしているはず。急に降りだした訳でもないので、傘を忘れたということではなさそうです。撥水性がありそうなジャンパーを着ている人もいますが、普通に水を吸いそうなシャツやトレーナーのような格好で、雨の中をズンズン歩いています。以前、イギリスで同じような経験をしたことを思い出しました。

 さて、なぜでしょう?日本よりむしろ気温は低く、乾きやすい訳でもありません。雨は雨ですから、冷たいし濡れたらいい気持ちはしません。分かりません。合理的な理由は思いつきません。何か、文化的・伝統的な違いなのではないかと。「この程度の雨なんかへっちゃらだよ。何傘なんかさしてんだよ」的な雰囲気が代々受け継がれているのではないかと。

刺青(Tattoo

 テレビを見ていると、外国のスポーツ選手が腕などに刺青をいれているのを見かけるので、分かってはいましたが、刺青入りの人が多いです。スポーツ選手でも何でもなさそうな人が、目立つ部位にドーンと彫っているので驚きます。正直言って私は好きになれません。かっこいいとも思えません。まあ、本人が好きでやっているのだから良いのだとは思いますが。

 先日、『日経産業新聞』の記事で、外国人の学生達と日本の企業の人事担当者のトークが記事になっていました。新卒一括採用やリクルートスーツなど、日本の不思議な慣行にツッコミを入れる、というような趣旨です。最後に一人の学生が、「僕は刺青してますが大丈夫ですか?」と質問して、一同「うーん・・」と返事に困るシーンがありました。スポーツ選手ならいざ知らず、銀行員ならNGでしょう。外国で刺青を入れて、何も知らずに日本に来て困る人っていないのでしょうか。就職はもちろんですが、まさか温泉にも入れないだなんて、知らないと思うんです。日本を紹介するガイドブックには書いてあるのでしょうか?

行列

 海外から日本に来た旅行者が、日本で印象に残ったこととして「行列」を挙げることがあるそうです。日本にいると当たり前なのですが、海外に出るとなるほどと思います。ストックホルムの地下鉄でも、待っている人は全然列を作っていませんでした(そもそもホームに列車停止位置が書いてありません)。だからといって、乗り降りで混乱はありませんでした。日本と比べて混んでいないという違いはありますが、特に先を争うでもなく整然と乗り降りしていて、これはこれで特に不都合は無いように感じます。

 そんなことを考えていて、ふと思ったのですが、日本人は実は寛容でないから行列が必要なのではないのかと。「オレが先に来て待っていたのに、後から来て先に乗るとはけしからん」という人(私もそうです)が多いと、来た順番をはっきりさせる方法が必要であり、その結果として行列が必要になったのではないか。それとも、ストックホルムだって日本ぐらい満員電車になれば、列を作らないと押し合って混乱するのでしょうか。そう言えば、かつて中国は満員電車かつ列を作らない習慣で、北京五輪の前あたりに「列をつくろう運動」を展開したと聞いたことがあります。まあ、列を作りつつ寛容であればいいのかもしれませんが・・・お年寄りは後から来ても前に入れてあげるとか・・・難しそうですね。

 

 

ストックホルムで思ったことなど

 仕事でスウェーデンストックホルムに行ってきました。ストックホルム中央駅に近いホテルに、8月20日から5泊滞在しました。 

気候

 最高気温が20度を超えるかどうかというぐらいで、過ごしやすい気温でした。私は、Tシャツの上に長袖シャツを着て、上着を着たり脱いだりしていました。道行く人たちの服装は本当にバラバラで、Tシャツ姿の人もいれば、コートを着ている人もいました。日は日本より長いですが、日の入りが8時頃で、それほど極端ではありません。ストックホルムでは白夜にはならないようですが、それでも一番日が長いころは、沈んだ太陽がすぐにまた昇り真っ暗にならないそうです。現地の人曰く、「だんだん日が短くなって、夏も終わりだなぁ」という感じだそうです。 

f:id:takekago:20170827130141j:plain

食べ物

 良くも悪くもあまり強烈な印象はありませんでした。ザリガニのシーズンでしたが、入ったレストランにザリガニのメニューは無かったようです。シーフードの店を探せば食べられたのだと思います。シーズンが年に1ヶ月だけなので、名物といっても「ザリガニ専門店」のようなものはなさそうです。スーパーではザリガニを見かけました。ミートボールは食べましたが普通のミートボールでした。ちょっと変わっているのはソースで、甘いソースがついていました。コケモモなのだそうです。知人につれていってもらったレストランで食べた厚切りベーコンとポテトの料理は美味でした。やっぱりコケモモのソースがたっぷりついていて、料理とよく合いました。

f:id:takekago:20170827140502j:plain

f:id:takekago:20170827132137j:plain

f:id:takekago:20170827132147j:plain

買い物

 とにかく物価が高いです。税金が高いからかと思いきや、それ以上に高いです。1クローナ=14円で換算すると、コンビニで500mlの水が322円、日本なら100円のコンビニコーヒーが280円です。レストランで上の写真のような一皿とビール一杯(400〜500ml)でだいたい3000円ぐらいです。当然ホテルも高いので、観光旅行に来るのはかなり厳しい感じです。

 ところで、ストックホルムに行くのに現金は必要ないことがわかりました。現金で買えないものはあっても、クレジットカードで買えないものはありませんでした。飲み物の自動販売機も、地下鉄の券売機もクレジットカードのみで、現金は使えません。さらに、カフェテリアのレジでも現金を断られたことがありました。控えめなつもりで500クローナ両替して持っていったのですが、本当にゼロでも困りませんでした。両替のレートが1クローナ=16.1円ぐらいだったはずで、クレジットカードのレートが13.9円ほどですので、両替するのはもったいないです。

 中央駅近辺だったからかもしれませんが、セブンイレブンなどのコンビニが結構あって、朝早くから夜遅くまで営業しています。その点は日本とあまり変わらない感じで便利です。ホテルの朝食は高いので、サンドイッチなどのパンとコーヒーをコンビニかカフェで購入していました。スターバックスもよく見かけました。

観光

 仕事で行ったのでほとんど観光はできませんでしたが、歓迎会が市庁舎で、懇親会が科学博物館での開催だったので、それらは見ることができました。市庁舎には、ノーベル賞の晩餐会が開かれる黄金の間とブルーホールがあります。話の種にもなりますので、必見だと思います。科学博物館(Tekniska Museet)は、飛行機のような大きなものから小さな部品まで、昔のものから最新技術まで展示されていました。展示室の中で料理とお酒が配られ、飲みながら見学するという不思議な体験でした。日本では許可がおりないような気がします。

 帰国する日の飛行機までの時間に、ヴァーサ号博物館(Vasamuseet)に行ってきました。ガイドブックによると人気があって入場で行列ができるとのことでしたので、開館時間の8:30に合わせて早めに出かけました。開館10分前に到着したときには、数人が待っているだけで、あっさり入場できました。雨がふっていたので出足が鈍かったのかもしれません。

 さて、この博物館は、ストックホルム港内から引き上げられた巨大戦艦ヴァーサ号を展示するために作られたものです。1628年の処女航海であっけなく沈み、300年以上たった後に引き上げられたそうです。写真はパノラマで撮影したので歪んで見えますが、かなり大きくて迫力があります。側面に配置された大砲や、マストにつながるロープの網、豪華な彫刻など、まさに「パイレーツオブカリビアン」の世界です。

f:id:takekago:20170827224933j:plain