このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

日曜大工 ―工具について―

 電動工具で日曜大工は変わります。これから日曜大工をはじめようと思っている人は、今すぐホームセンターに行って、丸ノコとインパクトドライバ(またはドライバドリル)を買いに行きましょう。金槌で釘を打つのは難しいですが、インパクトドライバコーススレッドを打つのは簡単です。コーススレッドは、一種の木ネジですが、通常は下穴を開けたりせず、インパクトドライバーなどでいきなり打ちます。釘を打つより早いですし、技術もあまりいりません。
 電動工具について、私が良く使う順番に紹介します。とは言え、始めに買った道具を使い続けていますので、それぞれ一つの製品しか使ったことがありませんから、その範囲で思ったことです。

  1. インパクトドライバ
    • コーススレッドを木材に打ち込むときに使っています。断面が六角形になっているドライバーを取り付けます。取り付け部分の断面が六角形であればドリルも取り付けられますが、「インパクトドライバで使える」と表示されているドリルの刃は少ないようで、そうでないものを取り付けて使うと、刃が傷みやすいようです。断面が丸いドリルなどは取り付けられません。音がうるさいので、特に夜は近所迷惑にならないように気をつける必要があります。バッテリーが取り外せるタイプがほとんどだと思います。バッテリーは2つあったほうがいいです。一つを使っているあいだにもう一つを充電しておけば、休まずに使い続けることができます。私はたしか13000円ぐらいで買いましたが、使っていて特に不満はありません。LEDがついていて、ドライバーの先を照らす機能がついています。便利なこともありますが、必須の機能ではないと思います。
  2. 丸ノコ
    • 木材をまっすくに切るときに使います。丸いのこぎりの刃の大きさが何種類かあって、大きいほど厚い板が切れます。私のは165mmの丸ノコです。ツーバイフォー材(厚さ38mm)などを切るだけならこれで十分です。私の道具は確か5000円程度で買ったもので、丸ノコとしては最低の部類だと思います。たまに使うだけなら、これでも用が足りると思いますが、よく使う道具だけに、できればもう少し良いものを買ったほうがよかったかもしれません。ノコの刃はあまり良いものでは無かったと思います。買い換えたら切れ味が良くなりました。刃だけで1000円以上しました。また、付属品が若干ゆがんでいたり、ブレーキ(スイッチを離したときに刃を止める機能)がたまに利かなかったりといった問題もありました。でも、まだしばらく使い続けようと思っています。
  3. サンダ
    • 紙やすりなどを取り付けて、木材を削る道具です。もちろん、紙やすりは手でかけることもできますが、桁違いに早く仕事が進みますので、きれいに仕上げたい場合は必需品だと思います。やすりが回転するものもあるようですが、私のは一般的な往復運動するものです。面取りにも使えます。紙やすりは、目の細かさに応じて番号がついています。私が使うときは、最初に120番、次に240番で削り、さらに丁寧に仕上げるときは、400番を使います。120番では、木材のささくれた部分や、ペイントなどを削り落とします。まだ少し表面は「ザラザラ」しています。240番をかけると「サラサラ」といった感じになります。400番までかければ「スベスベ」の仕上がります。私の道具は5000円ぐらいで買ったものです。特に不満は感じていません。
  4. 電動ドリル
    • インパクトドライバとの大きな違いは、六角形のドライバーだけでなく、断面が丸いドリルの刃を取り付けることができるという点です。私の道具はトルク(回す力)を調整することができます。バッテリーは取り外すことができず、充電に1時間程度かかるため、作業の効率には若干問題があります。私の道具は、確か5000円ぐらいだったと思いますが、電池切れの問題以外は、それほど不満はありません。ドリルとドライバーの両方に使えるので、使用頻度が低く、一つだけ買うのであれば、インパクトドライバでなく、ドライバドリルがいいかもしれません。
  5. ジグソー
    • 曲線を切る道具です。作るものにもよりますが、私は意外と使いません。
  6. トリマ
    • 木材の縁を、額縁のように段差をつけて削ったりする道具です。私のは4000円ぐらいで、これも最低の部類だと思います。安物だからなのか、トリマとはこういう道具なのか分かりませんが、加工は難しいです。曲がったり、削った面がコゲて黒くなったりしてしまいます。

ご参考まで。