シュークリームに挑戦 ―「ボテッと落ちる」ってどのくらい？―

娘が、「シュークリームを作ろう！」と言うので、作り始めました。お菓子が食べたい気分だったので、作るのはいいのですが、安全確実なパウンドケーキぐらいにしておけば良いものを、よりによってリスクの高いシュークリームです。実は、シュークリームは2連敗中なのです。オーブンの中で一向に膨らまないシューを見るのは、それは滅入るものです。

でも、娘と2人で作り始めてしまいました。先にカスタードクリームを無事に作りました。もう後へは引けません。娘がクックパッドから検索してきたレシピを見ながら進めていくと、ついに難関の生地に卵を加える工程になりました。「へらで持ち上げて、3秒くらいでボテッと落ちて三角形になるくらい」と書いてあります。

「お菓子を作るときは、材料をきちんと量ること。目分量はいけない。」とよく言われます。それはきちっとやるのですが、問題は「ころあい」の判断です。「ボテッとおちて」「とろみがついたら」「ツヤが出てきたら」などなど。大抵、こういうところでつまづきます。もっと定量的な表現方法は無いものでしょうか。

愚痴はさておき、問題のシューは、微妙なふくらみ具合でした。前回の平べったい失敗作とは違い、丸くこんもりとはしているのですが、ちょっと小ぶりです。やっぱり、少し卵が足りなかったようです。でも、切ってカスタードクリームを詰めたら、シュークリームらしくなりました。味は美味しくいただけました。まあ、引き分けといったところです。