黒井健のカレンダー

昔から、黒井健の絵が好きです。絵本も沢山描いていて、『ごんぎつね』などが有名だと思いますが、私にとっては黒井健と言えば風景です。『オン・ザ・ロード』や『ハートランド』を見てファンになりました。『ミシシッピ』も何度も見ました。

もう、十数年前になりますが、東京のデパートでの黒井健の原画展で、サイン会があり、『雲の信号』を買ってサインしてもらいました。

そのとき展示されていた『ビギニング』というタイトルの版画を、思い切って購入しました。結婚した直後で、あまりお金は無かったのですが。以来、４回引越ししていますが、この絵はいつも我が家のリビングに飾られています。

ここ数年は、カレンダーを欠かさず購入しています。１年が過ぎて、外してしまったカレンダーがもったいなくて、捨てずにとっておきました。あるとき思い立って、百円ショップで葉書サイズのフレームを買ってきて、カレンダーの絵を切り抜いて入れてみました。どの部分を切り抜くかで、元の絵とはまた違った絵になります。カレンダーの絵にフレームの枠を当てて、娘と二人で、どこがいいか考えながら切り抜きました。二階のリビングに至る玄関から階段までに、６個のフレームを飾りました。なかなか良い感じです。