アイスボックスクッキー ーどこで切っても金太郎・・・じゃない！ー

さて、ホワイトデー恒例のアイスボックスクッキー。今年はどんな模様にしようかと考えながら、仕事から帰ってきました。ありきたりではつまらない、でもあまり手間はかけたくない。千鳥格子にしようか・・・いやいや、手間がかかりすぎる。抹茶とプレーンで非常口のマーク・・・もっと大変。などと考えながら、斬新なアイスボックスクッキーのアイデアについて考えを巡らせました。思いついたのは２つ。一つは、空洞がある図柄。例えばレンコンのような形とか。プレーンとココア生地でぎっしり詰まった模様を作ろうとすると、複雑な模様は作りにくいけれど、生地と空洞で模様を作れば複雑な図柄も比較的楽に作れるかもしれない、というアイデア。もう一つは、切る場所によって図柄が変わるアイスボックスクッキー。金太郎飴のように、どこを切っても同じ図柄になるのが、このクッキーの特徴ですが、その常識を覆して、図柄がだんだん変化していくようにできないだろうか・・・マーブル柄のように偶然の変化ではなく、意図的にだんだんと変化していくような柄が。検討の結果、今回は後者のアイデアを採用しました。黒字に白い線の渦巻きが、だんだん線が太くなっていき、最後は白地に黒い線の渦巻きになる、という図柄を頭の中で設計しました。作ってみたら、イメージどおりの模様になりました。