アンプを作りました

ロフトの棚にビルトインのスピーカーを自作したものの、ミニコンポが壊れて、しばらく鳴らせないままでいました。２５年ぐらい前に買ったものだったので、無理もありませんが。

音源は、iPodか携帯なので、ミニコンポはいらなくて、アンプだけあればいいのですが、アンプだけ買おうとするとむしろ高級オーディオになってしまって高いのです。中古のミニコンポでも買おうかとも思いましたが、ゴールデンウィークに出かけるあても無かったので、自作を考えました。検索してみると、意外にもリーズナブルなお値段のキットがあることが分かり、早速通販で購入しました。「Dayton DTA-2 クラスT デジタルアンプ モジュール」という製品で、電源もついて送料含めても約４千円でした。

キットと言ってもスピーカーコードをハンダ付けすれば終わりなので、ものの３０分で出来上がり、あっけなくスピーカーを鳴らすことができました。70mmX35mmの小さな基盤なのに、15W+15Wの出力で、我が家ではボリュームを最大にするのが憚られるぐらいの音量が出ます。これまでの骨董品のアンプは、持ち上げるのも大変なくらい重たいのですが、技術の進歩はすごいです。

入れ物は、紅茶の缶に決定しました。旧アンプから部品取りしたスピーカーのターミナルを出す四角い穴と、電源、入力、LED、ボリュームの丸い穴をあけて、缶におさめました。基盤には、ネジ止めする穴は無く、説明書にも両面テープで止めろなどとアバウトな指示があるので、適当に止めて完成です。

音質もまずまずで、満足しています。