このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

パリ旅行 ー子供は留守番で夫婦二人旅ー

 入社20年の休暇を利用して、つれあいと二人でパリに行ってきました。高校生の息子と娘を置いていくのはどうかとも思いましたが、子供たちの学校の都合に合わせると日程が合わないし、そもそも息子は受験生なので、遊んでいる場合ではありません。特に子供たちから反対も無かったので、留守番してもらうことにしました。

 休暇は今年度中のどこかでとれば良いのですが、後ろになるほど取りにくくなるのが明らかでしたので、年度始めのバタバタが収まった7月と決め、ツアーを探しました。あまりボロいホテルはイヤだとのつれあいの意見を汲んでホテルを重視し、飛行機は安い経由便で我慢して、素敵なレジデンスに泊まる!パリ7日間のツアーを選びました。飛行機とホテルだけのツアーです。7日間といっても、現地で丸々観光できるのは4日間になります。

 おおよそ次のような日程で観光してきました。

ヴェルサイユ宮殿はオプショナルツアーを利用しましたが、その他は公共交通機関を利用して動きました。

 滞在中はとても天気がよく、最高気温は30度前後ですがカラッとして過ごしやすい気候でした。快適なのを良いことに、初日にたくさん歩き回ったところ、ちょっと脱水気味で頭が痛くなってしまいました。2日目からはペットボトルの水を持ち歩いてこまめに飲み、トイレを見つけたらその都度はいるようにしました。地下鉄の駅にトイレが無かったり、ショッピングモールのトイレが有料だったりと、行きたいときに意外と行けなかったので。おかげでその後は復活してバリバリ観光できました。

 「スリが多い」という話は行く前から聞いていて、旅行会社のパンフにも、「署名活動を装い名前を書かせて金をせびる手口が多い」との情報がありましたが、本当にいました。ホテルの向かいの百貨店(ギャラリーラファイエット)の前で、"Excuse me, sir. Can you speak English?" などと言いながら署名の紙らしきものを持ってこちらに向かってくる子供がいましたが、無視して足早に通り過ぎ、事なきを得ました。何度かに多様な台詞を耳にしましたので、相当いるのでしょうね。幸い、「地下鉄で子供たちに取り囲まれる」という手口には遭遇しませんでした。とにかく、旅行を台無しにされたくなかったので、年甲斐も無くショルダーバッグを斜めがけにしておなかの前で抱えて過ごし、楽しく無事に旅を終えることができました。

モネの庭の睡蓮の池