このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

アプローチに砂利を敷く

2003年にこの家を建てたとき、外構にあてる資金がありませんでした。旗竿地の我が家は、道路から玄関まで、車3台分ぐらいの長さのアプローチがあるのですが、1台分だけコンクリートを打ってもらい、「あとは何もしなくていいです」とお願いしました。さすがに何も無しはまずいと思ったのか、車庫から玄関まで飛び石を置いてくれました。一辺が44cmと、結構大きめな正方形の飛び石が14個並んだだけの、殺風景なアプローチでした。

以来、DIY で少しずつアプローチの外構を作ってきました。車庫のとなりのもう1台分のスペースには、来客の際に車を入れられるようにするため、タイヤが乗る部分に枕木を敷いて、その他には芝生を貼りました。さらに玄関よりのところに、丸くレンガをしきつめたり、門柱を立てたり、花壇を作ったりしてきました。それでも、玄関の目の前のところは、相変わらず地面に飛び石があるだけで、雑草だらけになっていました。

そこで、ゴールデンウィークを利用して、アプローチに砂利を敷くことにしました。

  • 飛び石はそのまま活かしてその周りだけ砂利を敷く
  • 右側はバイク置き場なので土のままにしておく
  • 境目は赤レンガでエッジングする
  • 赤レンガの下は砕石を敷き、レンガをモルタルでとめる
  • 砂利の下は土を突き固めて雑草よけのシートを敷く

という方針で工事をスタートしました。

レンガ・砕石・ドライモルタルなどの資材と道具をいくつか近くのホームセンターで購入してきました。まずは、雑草とりを兼ねて表面の土を掘ります。砂利の上面が飛び石と同じ高さになることを想定して、砂利が入るところは3cm程度、エッジングのレンガが乗るところは、レンガの厚み6cmプラス砕石の深さ3cmで合計9cmの深さが必要です。小型のつるはしなどで、おおよその範囲を掘ってから、深さを確認するための水糸を水平に張りました。透明のビニールチューブに水を入れて、両端の水面の高さが同じになることを利用した「水盛り」というのを初めてやってみました。水糸から何センチの深さまで掘ればいいかを計算して、深さをチェックしながら掘り進めます。砕石を敷く部分が予定の深さでおおよそ平らになったところで一旦掘るのは終了です。砕石を敷いて突き固め、上面が予定の高さになるように調整します。次に、ドライモルタルに水を加えて練ってモルタルを作り、レンガを砕石の上にとめていきます。レンガは、あまり整然と並べるとズレが気になるので、始めからジグザクに並べました。バイクを入れるときに砂利の上を通らないように、上の方は砂利の幅を狭めにしました。

次は、砂利の入るところの深さを調整して平らに突き固めます。さらに雑草よけのシートを敷きます。飛び石のところははさみでカットします。最後に、砂利を入れて均し、完成です。

材料(価格は税抜き):

品名 単価 数量 価格
インスタントセメント10kg 378 2 756
路盤材20kg 218 4 872
雑草よけシート5m 498 1 498
砂利10kg 267 12 3204
赤レンガ(210x100x60 ) 98 60 5880
合計 11210
飛び石の1辺が44cmです。ご参考まで。