ベッドをロフトベッドにリメイクする

もう十年も前に、子供部屋のベッドを自作したのですが、最近娘に「ロフトベッドが欲しい」と言われて、先週末にニトリに見に行きました。ロフトベッドは18000円ぐらいからあるのですが、金属のフレームで華奢な感じです。説明には、「耐加重は60〜90kg 」とあります。今使っているマットレスだけで20kgはありそうですので、この対加重ではちょっと不安です。マットレスは、もっとうすっぺらいヤツを使うのが標準のようです。それならいっそ、今のベッドをリメイクしてロフトベッドにしては、と思い提案すると、意外にも「それでもいい」との返事。「でも、早く欲しいんだよね。納期はいつ？」とのプレッシャーをかけられながら、リメイクにチャレンジすることに。

今のベッドはそっくり活かして、足を継ぎ足して高さを出す、という方針です。あれこれと設計を考え、ソフトで図面を引きながら、パーツの寸法と形状を出していきます。購入する木材のリストと、それをカットする長さを書いたものを持って、土曜日の朝一にホームセンターに出かけました。購入する木材はSPF材２０本です。歪んだり曲がったりしている木材が多いので、選ぶのに時間がかかります。１０本チェックして、買ってもいいと思えるのは２、３本という感じです。なんとか選んで購入し、カットしてもらって持ち帰ると、そろそろ昼時です。午後は、ホームセンターでは切れないカットの墨付けをして終了です。

２日目の日曜日は、部品のカットからスタートです。今あるベッドの足と組み合わせるために、階段状に切り込みをいれるところを、丸鋸やノコギリを使って切っていきます。カンナで面取りしたあと、サンダーでヤスリをかけて部品を仕上げます。午後は、パーツをネジ（コーススレッド）で組み上げていきます。ベッドの頭側に履かせるものと足側に履かせるものを組み終えたところで終了です。

３日目の海の日は、いよいよ作った部品をベッドに取り付けます。家族総出で、ベッドを持ち上げたところに作った部品を履かせていきます。設計ミスも無く、無事に組み合わせることができました。あとは、強度をあげるために筋交いをいれ、転げ落ちないための柵を作り、橋子を取り付けて完成です。マットレスを乗せて、上がってみましたが、強度は問題なさそうです。