獅子唐を描く

玄関前で放置されていた獅子唐の鉢に、実がなっているのを発見しました。もう終わりかな、と思っていたのですが、小ぶりながら緑と赤の実が収穫できました。色のコントラストがあんまりきれいだったので、絵手紙を描こうと思い立ちました。大きさが比較的そろった緑の獅子唐５つと赤を１つ、構図を考えました。最初は、こんもりと積み上げた構図をイメージしていたのですが、行儀良く並べてみたら、なかなかいい感じです。赤は右から２番目にしました。早速、画材を引っ張りだしてきて書き始めました。はがき大の「TMKポスター紙」に、まず鉛筆で輪郭を書きます。それから、色鉛筆のインディゴブルーで陰影をつけ、タスカンレッドを同じように塗り重ねます。続いて、水性の色鉛筆で緑と赤の色を塗り、水をつけた筆で全体をなぞって完成です。実物のような強烈な色彩は出せませんでしたが、だいたいイメージどおりにできました。

この獅子唐は、その後晩ご飯のおかずになりましたが、とても辛くて驚きでした。特に赤い実は、はじっこをちょっとかじっただけで、口の中がヒリヒリするくらいでした。