このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

ヘッドライトを2回点滅させることを「パッシング」と言いませんか?

お盆は、横浜から仙台まで、車で帰省しました。東北自動車道は、渋滞していなければ、もっぱら追い越し車線を走りました。とはいえ、登録から10年以上が経過したファミリーカーなので、後ろから速い車が近づけば、その都度道を譲っていました。後ろから急に近づいてくる車に気がついていいれば、あらかじめ進路変更して道を空けるのですが、気がつくと後ろにべったりくっついていることが、たまにあります。高速道路とは思えない車間距離です。私が急ブレーキを踏んだら、まず間違いなく追突するしかない距離です。どうしてそんなに前の車が信用できるのでしょうか?謎です。

 

さて、車のヘッドライトを2回点滅させることを「パッシング」と呼びます。この呼び名は比較的定着しているようなきがするのですが、違うでしょうか。そもそも「パッシング」というのは「追い越し」のことだと理解していて、つまり前を走る車に「あなたの車を追い越したい」という意思を伝える手段のはずです。追い越し車線を走っていても、後ろから(車間を詰めずに)パッシングしてくれれば、お互い安全に道を譲って追い越させることができます。でも、いきなり車間を詰めて煽られたことは多々あっても、パッシングされたことは皆無です。「抜きたければ車間が空いているうちにパッシングする」「パッシングされたら道を譲る」という文化が日本の高速道路に根付けば、もっと安全になると思うのですが。