このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

パリ旅行 ーサンラザール駅を発ってモネの庭へー

 パリ旅行の2日目、郊外のジヴェルニーにあるモネの庭に出かけました。絵を見るのが趣味で、特に印象派が好きだったので、モネの絵も何度か展覧会に見にでかけました。モネと言えば「睡蓮」。その睡蓮の池のあるモネの家と庭がテレビで紹介されていたときは、訪れてみたいな、とは思ったものの、本当にこの目で見る時が来るとは想像していませんでした。
 ジヴェルニーは、電車とバスを乗り継いでパリから2時間ほどの小さな町です。ツアーで行こうか迷いましたが、自力で行く事に決めました。サンラザール駅からの出発です。モネの絵にあるサンラザール駅。モネ一家がパリを離れ、ジヴェルニーに移り住むときにも出発したであろうその駅を見たかったのです。

 「行き先:ヴェルノン」「2枚」「往復切符」これらのフランス語を旅行会話集と翻訳ソフトで調べて紙に書き、切符売り場に出かけました。一等か二等かと聞かれたので一等にしたのですが、電車は決まっているのに自由席という不思議な切符でした。「プラットフォームの番号は?」と聞くと、「出発20分前に表示されるからそれでチェックして」とのこと。

 絵を描くモネを想像しながらホームで写真をとったりして、小一時間待って列車に乗り込みました。

 ヴェルノンに到着したら、バスが待っていました。他の観光客と一緒に乗り込んで、無事にジヴェルニーに到着。モネの庭は、想像以上に花で溢れ、池には睡蓮が咲き、太鼓橋がかかっていました。まさにモネの絵の世界です。

 昼食は、ガレット(そば粉のクレープ)とシードルをいただきました。シードルは、自家醸造ではないかと思うようなワイルドな味でした。その後、ジヴェルニーの町を散策しました。のんびりして、どこの家にも花が飾られていて、とてもいい雰囲気でした。