このごろ思うことなど

ふと思ったこと、思いついたこと、作ってみたものなどについて書いています。

初売り ―ところ変われば―

 あけましておめでとうございます。
 私の故郷の仙台では、初売りが一つの名物のようになっています。特徴は豪華な景品で、かつてはテレビを買ったら自転車がついてきた、といったこともありましたが、最近はどちらかというと値引き重視で、景品の豪華さはひところほどではないように思います。とは言え、仙台の初売りで景品無しは考えられません。店は「売るぞ売るぞ」、客は「買うぞ買うぞ」というオーラを放ち、熱気のこもった初売りになります。
 この年末年始は珍しく帰省せずに、地元横浜で年を越しました。元旦は特にやることも無かったので、息子と大手家電量販店の初売りに出かけました。仙台の初売りをイメージして行ったので、店内を見てちょっと拍子抜けしてしまいました。お客さんもまばらなら、店員もまばらです。暇な人が来るかもしれないからとりあえず店を開けているといった感じで、あまり熱気が感じられません。息子が目当てにしていた広告の品のテレビが見当たらず、売り切れかと思って店員に聞いてみると、まだ残っていました。値札が通常価格のままだったので、気がつきませんでした。何とも気合の入らない話だと思いましたが、おかげでのんびり出かけたにもかかわらず、目的のテレビを買うことができました。景品は卓上カレンダーでした。ちなみに、別の店ではソファーを買いましたが、景品は特にありませんでした。このぐらいが普通で、仙台がちょっと変わっているんでしょうね、たぶん。

 追記です。1月3日の新聞によると、横浜そごうの初売りに、福袋目当てに1万人が並んだのだそうです。熱気こもってるところもあるんですね。福袋に並ぶなんて考えもしなかったので、知りませんでした。失礼しました。