新聞の販売店から挨拶に来ました

「今購読してもらっている新聞の販売店から来ました。担当が変わるので、景品を持って挨拶に来ました。」と言われて、ノコノコと玄関に出ました。油と洗剤とどちらがいいと聞くので、油がいいと答えました。今までどんな景品をもらったとか、もし新聞を変えるなら何がいいとか聞くので、ほとんど景品はもらったことが無いとか、新聞を変えるつもりは無いと答えました。「じゃあ、景品を持ってきます。後でまたベルを鳴らしますから。」と言うので、「そうですか」とドアを閉めました。居間に戻ってきたところで、やっと「あ、そうか。景品なんか持ってこないんだ。」ということに気がつき、我ながらあまりの鈍さに笑ってしまいました。案の定、ベルは鳴りませんでした。

モノにつられて出て行って馬鹿を見たわけです。景品を渡しておいて、新聞とらないなら景品返せと恫喝する例もあるそうですので、欲張ってはいけませんね。